専門分野の学びとデータサイエンス

全学導入への挑戦:DS学修支援ルームより

2021年度から「データリテラシー・AIの基礎」(全15回、2単位)が全学(看護学部のぞく)で必修化され、前期の、ボランティア学生によるパイロット開講を経て、後期に本格始動しました。その窓口となるDS学修支援ルームでは、茅野共通教育部長、濱谷名誉教授、長谷川DS・AI教育推進委員長、大谷助手を中心に学生へのきめ細かい学修支援を行っています。共通教育部として、教授会や共通教育委員会の場などを通して、学修状況など適宜ご報告しておりますが、今回、支援ルームスタッフの生の声をお伝えしたいと思います。インタビューは、大谷助手に回答をお願いしました。

 

Q1: DS担当として一番ご苦労なさっている点を教えてください。

オンライン授業なので、授業の内容がきちんと伝わっているのか、課題にきちんと取り組んでもらえるのか、試行錯誤しています。

中でもExcelの課題は、学生が使っているパソコンやExcelのバージョンが異なるので、こちらの説明だけでは、課題がこなせないなど個別対応が求められる点です。

 

Q2: 今後の展望についてお気持ちを教えてください

初めて開講された授業でしたので、学生の皆さんにとって、難しい部分と優しすぎる部分があったようです。次年度の授業では、武庫女らしい授業にブラッシュアップしていきます。また、2年後には、新しい指導要領で学んできた学生が入学してきますので、その学年に応じた授業内容に質を高めていきたいと、考えています。

動き出したばかりの、本学データリテラシー教育は、1人の学生も取り残さず、全ての学生がデータサイエンスの基礎的な知識・スキルを修得できる学習の場を提供することを目的に、今後も進化します。

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