専門分野の学びとデータサイエンス
アパレル業界を志す学生にとっての「データリテラシー・AIの基礎」
アパレル業界では、学科を問わず数多くの卒業生が就職し活躍しています。ここでは本学のアパレルを専門に学ぶ学科学生との意見交換をもとに、アパレル業界と本学の「データリテラシー・AIの基礎」の関わりについてまとめてみます。
アパレルの日々の業務において売上や在庫の管理は重要です。その際、Excelを使うことも多く、Excelを活用した実践的な授業はスキルの修得に役立ちます。デジタルスキルは業務効率化や社内プレゼンテーションの改善は勿論のこと、コロナ禍で勢いを増しているネットショッピングなどのECにおいても役立ちます。
人々の嗜好や意識の変化、国内外の社会の動向を社会調査や社会統計などのデータから解釈する能力も養われ、変化が激しく、グローバル化も進む時代に適応することができます。また、近い将来、アパレル業界でもAIが一層活用される時代が到来します。フィッティングのマス・カスタマイゼーションや無人店舗の運営、パーソナルスタイリングサービズなどが既に始まりつつありますが、それらが当たり前のことになるかもしれません。AIがファッションの流行を作り出す時代がくることも想像できます。そのような社会の流れに対しても臆することなくついていけます。時代の空気の先端を捉えて、新たなモノやコトを生み出すことにも繋げられるでしょう。