本授業では、まず「国際協力」を理解するための基本的な枠組みを学びます。次に国際協力における具体的な課題を「持続可能な開発目標（SDGs）」に照らして、その解決策を考えます。

オンディマンドでも、教員と100名の受講者との（受講者間の）双方向性を実現するために、受講者は400字以上の小レポートを毎回授業後に提出します。担当教員から全員にフィードバックが行われ、受講者は自らの主張を相手に伝える力を、小レポートを書き続ける中で育みます。毎回2編が模範レポートとして選出され、教員によるフィードバック動画を通じてクラス全体に内容が共有されます。受講者は他学部他学科の受講者の主張も知ることができます。

国際協力に関わる枠組みを最初に学ぶのは、授業の最後のケーススタディでの分析を深めるためです。受講者は「バングラデシュに暮らす家事使用人の女の子」のケーススタディを行います。彼女のために何が出来るのかを、分析し、具体的に考察する中から、国際協力の現場で必要となる実践力を身につけます。