教員から見た学び発見ゼミの魅力

所属学科と異なる学びで広がる視野

所属学科の専門分野とは異なる学問を学べることが、大学に進学する一つの意義であり、大きな魅力です。
私は経営学を教えていますが、経営学部以外では経営学を学ぶ機会はほとんどありません。他の学科の専門分野も同様です。専門で細分化されている学科カリキュラムでは異分野の学問を学ぶ機会は限られています。例えば、経営学は「社会科学」の学問であり、日々の生活で触れる商品・サービスや、アルバイト先・就職先の企業や自治体を新たな視点で見ることができる「メガネ」を学生に与えます。しかし、多くの学生は経営学に触れることも無いまま卒業していくことが多いのではないでしょうか。スペースが無いので他の学問については触れませんが、同じことが言えると思います。
大学・短大を卒業した後は、それぞれの学科で学んだ専門的な知識やスキルに加えて、共通教育で学んだことが役に立つことが多くなります。所属学科とは異なる分野の「学び発見ゼミ」で視野を広げることをお勧めします。

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