共通教育科目の魅力や
ユニークさを発信

健やかに、自分らしく
生きるための学びの場

看護学部看護学科 講師 
南口 陽子

「女性と子供のヘルスケア」を担当しています。女性が仕事のパフォーマンスを高く保つ上で、健康に関して必要な情報にアクセスし、理解して活用する力が大切になると言われています。私はがん看護を専門としています。がんは日本人の死因第1位ですが、予防が重要です。がん予防の取り組みの一つとしてワクチン接種があります。2022年は子宮頸がんワクチンについてハガキなどで個別に接種を勧める取り組みが再開されるという変化がありました。子宮頸がんワクチンの公費での接種機会を逃した方への対応も進められています。こういった情報について「知らなかった」という学生さんが少なくありません。必要な情報を取捨選択し、どのように医療者に相談したり、対処するかといったことを考えてもらうことを通して、自らの健康を適切に管理する力をつけ、ひいては、将来、仕事においてもパフォーマンスを高く維持することにつながれば・・と思います。